Grand Canyon
4日目は、かなり楽しみにしていたグランドキャニオンです！
グランドキャニオンへは一度ラスベガスに泊まってから行けば車で５時間ほど。
しかし私たちは８日間ずっとロスのホテルなので、セスナ機を利用して行く事になった。
ちなみにオプショナルツアーで１人４万ぐらいです。
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ホテルからマイクロバスでロスの飛行場に向かうと
10人乗りの小型セスナが待機していた。 青く澄み切った空に白い機体が映えていました。 乗り込んでみると、結構狭くて 少し心配がよぎる。 そんなこんな考えている間もなく いよいよグランドキャニオンへ出発です。 |  |
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セスナ機がロスを離れてしばらくすると
機体が上下にガタガタと揺れ始めた。 胃が浮く感じが好きな私は一人で半笑い（爆） 同士がほとんど居ないけど、 遊園地でも振り子のように揺れる 海賊船とか大好きなんです♪ 誰か一緒に乗ってくれる人いないかな〜・・ ・・と、そんな話はいいとして。 私は遊覧飛行を楽しんでいたとしても 普通一般の人は胃が浮く感じなんて 嫌いなもんですよね。 案の定「げぇ〜〜っ」という声が聞こえてきた。 「あ〜あ〜可愛そうに、乗り物弱いのねぇ」 なんて思っていたら ・・うちの母でした。（笑） 揺れる乗り物にめっぽう弱い母は 思いっきり吐いていました（＾＾；） グランドキャニオン付近の上空は大気の状態が いつも不安定らしく、どうしても揺れるようです。 小型セスナ機だとさらに 影響を受けやすいんでしょうね。 まあ揺れるのはいいとして（人ごと） 機体がちょっとボロかったせいか 「シューシュー」音がしてくるんです。 「どっからか空気抜けてるんちゃうか？」 と、にわかに不安を抱きながら ２時間ほどのフライトで グランドキャニオンのサウスリムに到着した。 |
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到着してすぐに昼食タイム。 青い顔をしている母を尻目に、一人モリモリ食べる（笑） 腹ごしらえも済んだところで、国立公園へ向かう。 グランドキャニオンとは「大峡谷」の事だ。 誰もが一度は写真やテレビで見たことがあると思われるが ここを流れる数多くの川が、長い年月をかけて大地を削り造り上げた大峡谷は 東西に460qにもわたり、その東側の一部分だけが国立公園になっている。 断崖絶壁に様々な施設が設けられていて、観光客はここを中心に行動する。 国立公園の谷を挟んで右側がサウスリム、北側がノースリムと呼ばれているが 施設が集まっているビレッジのあるサウスリムが人気だ。 またさらに、サウスリムの東側をイーストリム、西側をウエストリムと言う。 徒歩とバスで絶好のビューポイントを回る。  一目見た瞬間から、自分が異次元へ来てしまったかのような感覚になった。 とてつもなく広大で、幾重にも重なり合う大地・峡谷。 視界に入るのは端から端まで、すべてこの大峡谷だった。 今までに体験したことの無い感覚でした。 あまりに広大すぎて、現実味も沸かないほどだ。 谷底を流れるコロラド川の浸食などにより このグランドキャニオンが誕生したわけだが、 その始まりはなんと１千万年前にまでさかのぼるという事だ。 この大自然の創造物に、想像を遥かに越えた歴史と 畏敬の念を感じずにはいられなかった。 |
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グランドキャニオンにはいくつもの
絶好ビューポイントがある。 イーストリムの東端にある 「デザート・ビュー・ポイント」では 谷間を流れるコロラド川の 雄大な姿を見る事が出来る。 ウエストリムにある広大な峡谷が 見渡せる「ホピ・ポイント」 同じくウエストリムにある人気の高い 「パウエル・ポイント」などがある。 パウエル・ポイントは、半島状に 突き出している場所で 両サイドが断崖絶壁なので 高所が苦手な人は絶対 近づけないだろう。 |
| 基本的に、フェンスのない所が多く、一歩足を踏み外したら天国にさようなら、
といった感じである。 ハイキングに来ているようなアメリカの若者達は 平気な顔をして断崖絶壁の所に座ってお弁当を食べていたりする。 本当、度胸が据わってるよなぁ・・。 ちなみに、もし落ちた場合は、谷底にたどり着くまで10秒ぐらいかかるらしい。。 まあ途中で木に引っかかったり、岩にぶつかったりするとは思うけれど 10秒もあったら、余計に怖いだろうな。 走馬灯も３回ぐらいリピートして見れそうな勢いだ。 |
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大峡谷を満喫し、帰る前にお土産を物色。
ここではお土産が非常に高い。 輸送にコストがかかるからだろうか。 砂漠のど真ん中にあるここまで運ぶのは そう楽なもんじゃないですからね。 ウロウロしている時にたまたま 車でお留守番中のネコちゃんを発見。 ネコ好きの私は、どこの国へ行っても ネコチェックは欠かしません（笑） |
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帰りの飛行機もやはりガタガタと揺れながらロスの空港を目指す。
しばらくは下に広がる砂漠を見ていたけれど
いつのまにか眠りの世界へ・・・。
ふと目を覚ますと、パイロットが赤い顔をしていた（爆）
「え？何？どうしたのさ！？」と焦る私。
何やらせわしなくガチャガチャ色々触ってる。
下は雲に覆われていて何も見えない。
「まだ死にたくないよぉ！」と一瞬思ったけど
散々雲の上を旋回した後、雲に思い切って突入し
無事着陸成功したのだった。
いや〜でも心臓に良くなかったなぁ。
もし、また今度行く機会があったときはラスベガスから行きたい。
特に酔いやすい人はセスナお勧めできません。
そんなこんなで４日目は終了。
５日目はディズニーランドに続き、ロスを代表するテーマパーク
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドへ！
これまた色々なハプニングが待ち受けているのであった・・。
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